デザイン・建築学課程
大学院建築学専攻
大学院デザイン学専攻
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大学院建築学専攻 修了制作展2019
京都文化博物館 別館
2019年 2/14(木)〜2/17(日)
10:00〜19:00(最終日 17:00まで)
2/15(金)
※京都工芸繊維大学60周年記念館2階大セミナー室
17:30〜 記念講演会

講師
田中央工作群+黃聲遠(建築家)
2/16(土)
13:30〜 公開講評会

外部審査員
田中央工作群+黃聲遠(建築家)
魚谷繁礼(建築家/ 魚谷繁礼建築研究所)
田中央工作群+黃聲遠(ホァン・シェン・ユェン)
フィールドオフィス・アーキテクツ(田中央工作群)は、創作において長期にわたり宜蘭(イーラン)という土地に留まり、ほとんど県内を離れることがなかった。これを反映して、彼らは設計を一般に通用するもっともらしい建築知識をもって説明しようとせず、徹底的に真実の生活に深く入り込み、自分とその土地の脈動をひとつに融け合わせたいと考える。このような認識のもと、設計と絶えず変動する環境や応用可能性などの因子との間に言葉を必要としない関係がつくり上げられている。フィールドオフィス・アーキテクツにとって、設計の核心は建築の建設に対応することではなく、また建築が完成して終わるものでもない。建築の使用開始後も、設計は依然として続くと考えている。それは、生活(あるいは使用)とは生きたものであり、永遠に続いていくものだとの信念からである。
1963年生まれ。台北出身
米国イェール大学大学院修了
フィールドオフィス・アーキテクツ 設立

魚谷繁礼
1977年生まれ。兵庫県出身 京都大学大学院修了 魚谷繁礼建築研究所 設立
教育プログラム

教育プログラムは、専門性に踏み込みつつ、実社会への適応力も身につけるための重点的な教育を意図して編成されます。

まず、建築設計教育として、建築をとりまく住環境・都市環境・自然環境、その共生に向けた生態学的知識や、環境コントロール技術をマネジメントするとともに、それらをより高い芸術性の中で取りまとめられる能力を修得させます。我が国の一級建築士資格のみならず建築実務における職能の国際推奨基準に対応しつつ、高度な職能教育カリキュラムを編成しています。京都からの発信を強く意識し、日本のみならず世界の都市・建築とその環境のデザインを創造的にリードする、高度な能力を持つ建築家を育成します。

一方で、21世紀におけるストック型社会への転換を強く意識し、既存の都市・建築を活用すべきストックとしてとらえ、その保存・修復・再生、あるいはその保全に向けた総合的マネジメント能力を育成します。ストックとしての都市・建築の保存・修復・再生能力、あるいはその保全に向けた総合的マネジメント能力を身に付けた、当該分野のリーダーとなりえる都市・建築専門家、具体的には再生・リデザインを得手とする建築家、修復建築家、都市・建築プランナー、ヘリテージマネージャー、構造・環境技術者等を育成します。そのため、授業科目として企業のみならず地域や海外でのインターンシップを正式に位置付け、多様な建築実務経験を積極的に促しています。また、学部4年次を博士課程前期課程0年次と見なして、M0に相当する学生には大学院博士前期課程の一部科目の入学前の受講を認めるなど、博士後期課程の3年間を含めた3×3制度による9年間の教育プログラム・システムの実践を進めています。
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